2012年07月20日

加工効率を上げる視点〜とあるお客様の素晴らしい考え方〜

先日お客様と電話でお話していて、次のような考え方を教えて戴きました。

性能が良い(と思われる)が高額な工具。
その性能を引き出しきれない。
なぜか?
その工具は、高額なので、壊れても良いという心理で、最大の条件設定ができない。
弊社の切削工具は、国内流通価格の半額以下。
1本購入する金額で、2本購入できる。
そのお客様はいつも2本以上ご購入されます。
1本は、この工具の条件を見極めるための実験。
壊れても良いとの設定でどんどん実験するのだそうです。
そうすると、意外に条件が上げられることが判明。
もう1本で、最大の能力を引き出す加工を行う。
そうすると、加工時間が大幅に短縮できるのだそうです。

なるほど・・・!
私にはない視点でした。
さすがです。

高額な工具では、加工ではなく、心理的にビビってしまい・・・。
高い工具は、加工ではビビらなくでも、心理でビビる。
そんなフレーズとつながりました。

弊社の製品は高いですけれど、品質もそれに見合います。
そうであったとしても、心の中でビビってしまえば、その品質は収益に結びつかない。

そうなんです。

中小企業では、コストを下げるために、色んな工夫をされています。
そんなお話に耳を傾けると、大変勉強になります。


もちろん量産加工のお客様では高い工具でも性能のベンチマーキングテストはされていると思います。
大手の企業さんは、それが可能です。
でも中小企業の、非量産加工では・・・。
残念ながら、高額の工具の最大限のパフォーマンスは引き出せていないのが現実だと思います。

そのお客様とは以下の工具のご評価をお電話でお聞きしていて、そんな話題になりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/takahiro196912/16034462.html

生産性改善分も含めると、大きな効果を上げているとお話をお伺いして、嬉しくなりました。
posted by 阿部孝博 at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 工作機械 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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